CFP技術
- 複雑かつ立体形状
- 軽量化
- コストダウン
- 高強度化
- 高機能化
- 一体化
- ダレなし加工
- 増肉化
- 工程削減
- 高精度
- 面粗度向上
- 工程能力向上
■CFP(ColdForgingProgressive)工法のメリットや特徴
- Point ①
- CFPとは、順送プレス加工技術と冷間鍛造技術を組み合わせた、革新的なプレス工法技術です。
- Point ②
- 従来の「焼結+機械加工」「プレス+機械加工」「切削」「研削」といった加工を、プレス化し大幅なコストダウンを実現します。
- Point ③
- CFP金型の開発から設計・製作まで行いますので、ご要望に応じた対応が可能です。
- Point ④
- 板材から複雑な立体形状を順送プレスで、ハイスピード生産する高付加価値加工を実現します。
CFP工法の技術事例
厚みのある立体形状
事例①:10.5mmの厚板サイクロイドギヤ
(第24回「中小企業優秀新技術・新製品賞」優秀賞受賞:2012)
複数の鍛造工程を組み合わせた約20工程の超精密板鍛造金型を、プレス機メーカと共同開発した高剛性・高精度プレス機に搭載し、トランスファーロボットにより連続生産することで複雑形状のサイクロイドギヤ部品の成形を可能としました。さらにブランク供給からプレス間搬送・部品洗浄までを一貫した自動生産ラインで管理しており、大量安定生産を実現しています。
また要求製品精度を満たすためには、金型部品の形状精度を1μm以下のサブミクロンオーダーにすることが必要ですが、高精度マシニングセンター・高精度ワイヤーカット放電加工機を用い、温調・振動を管理した工場内でサブミクロンオーダーの金型部品を製作することで、目標精度を達成しています。
※詳細は、こちらもご覧ください。


±1μmの高精度
事例②:切削加工からCFP工法に転換→生産性60倍・コスト1/6へ削減!
サイクロイドギア(材料:SPHC、t=6.5mm)

事例③:SCM415材を、ダレなし!せん断面90%以上を確保した低コストプレス加工を実現!
リング(材料:SCM415、t=2.5mm)

※NSD打抜き法とは、No Shear Droopの頭文字を取った面ダレ無し打抜き法の略であり、通常の打抜き法に発生する面ダレを抑制する革新的打抜き法である。
詳細は、こちらをご覧ください。
軽量×高強度
事例④:焼結+切削加工をCFP加工に転換→23%軽量化し、強度UP・コストカットを実現!
二段ギヤ(材料:SAPH440、t=7.5mm)

工程削減
事例⑤:部品点数と二次加工の削減
差厚リンク(材料:SPHC、t=7.0mm)
